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間口が狭く奥行きの深い敷地に光溢れるスリット空間

わずか4メートルちょっとの間口に対して、20メートル弱の奥行きのある敷地では、道路からの採光しか望めず、奥に行けば行くほど、暗くなってしまうような状況であった。

このデメリットを克服し、メリットに改善することが設計の課題となった。

奥行きの長さをメリットに変えるために取られた方法は、スリットのような光庭を何カ所か設けることによって、奥の部屋にも光が届くような工夫をすることだった。
最終的には二カ所のスリットを設け、スリットの両側に各部屋が配置されることによって、どの部屋に居ても採光が確保できるような計画となっている。

地階では、マッサージを行うための店舗スペースも用意されており、狭い間口ながらも店舗用のアプローチと住宅用のアプローチを分けて配置している。当然ながら光庭のスリットを通して地階まで光が届くように配慮されている。
White Slit House concept1

White Slit House concept2 内部空間は地階との兼ね合いもあり、北側からの斜線がキツかったために、スキップフロアのような構成になっており、動線的には中二階といえるような高さに配置されたリビングダイニングが来ることによって、敷地全体が細長いにもかかわらず、家全体がLDKを中心にコンパクトにまとまった印象になるように工夫されている。

道路に面したファサードは、道路側のその2階に配置されたリビングダイニングから、道路の反対側にある団地の木々を眺められるように、切り取られた風景を楽しめるように考えられている。

White Slit House contents1 White Slit House contents2

スリットを設けるだけでなく、道路側に駐車スペースを確保するためにキャンティレバー(片持ち)による突き出した2階部分があるために、構造上の工夫が必要不可欠なプロジェクトであった。 White Slit House feedback

名称:White Slit House
所在地:東京都世田谷区
主要用途:専用住宅+店舗
構造・規模:地下1階RC造、地上2階木造
延床面積:約35坪
竣工年月:2011年7月

設計:田島則行+テレデザイン

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